今年の２月から１０回シリーズで精密機械加工メーカーのＯ社から依頼を頂き、

組織改革をお手伝いさせて頂いています。

社長と中核リーダー９人が会社の現状を話合って問題意識を共有し、その後

２年後のビジョンを検討し、いよいよ内容が固まってきたのが、前回の集まりでした（１１月始め）。

その議論の中で話し合ったことをコラムにしようと思います。

組織には、理念やビジョン・目標や計画と言ったものがありますが、それらはあくまでも機能的側面です。

戦略や組織形態・決まり事やルールのような機能的側面に組織の実態がある訳ではありません。

然らば、どこにあるのか。

それは組織を構成する「人」の気持ちや意欲の状態等、人の心理的側面にあるのです。

Ｏ社の組織変革はその両側面に手を打たなければならない訳で、とりわけ社員の心理状態を

「仕事をしていて楽しい」「みんなが協力してビジョンを達成したい」「会社を更に良くしたい」と言ったものに

変革しなければなりません。

そこで次回以降、どのような取り組みをして、どのように変化してきたのかをコラムでレポートしようと思います。

引き続き、ＧＣＣＡのコラム「プレゼント」をよろしくお願い致します。