（親のつぶやき）『うちの子は勉強しないのよね。いつも遊んでばかりで！』

（教師の独り言）『生徒のやる気のなさには困ったものだ！』

（先輩の心中）『何でもっと根性を出して練習しないんだろう！』

（管理者の小言）『最近の若い社員は仕事に取り組む意欲が欠落しているよ！』

 

こんな話、ほんとうによくききます。

 

彼等は、本当にやる気がないのでしょうか。

 

いえ、やらねばならないことをきちんと自覚しているんです、みんな。

 

 

しかし、本人の自覚とは別に意欲的になれない理由がちゃんとあるから、意欲的になれないんです。

 

それは、心理的なメカニズムの問題なのです。

 

そのメカニズムをきちんと理解してから対処を考えなければ、いつまでもおなじです。

やみくもに「頑張れ」「根性を出せ」と激励し、「だから、駄目なんだ君は」と叱咤しても、アメとムチでは空回りするだけです。

 

ヒント①「意欲の出ないような環境、という観点で考えてみる必要があります」

ヒント②「意欲の出ないようなものの見方や考え方をしているから」

 

ヒントだけでは、何のことかわかりませんよね。

少しずつお話ししていくことに致します。

 

 

 

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